スペインなど欧州3か国、パレスチナを正式に国家承認へ
日テレNEWS NNN
スペイン、アイルランド、ノルウェーの3か国は、パレスチナを28日付で正式に国家として承認すると発表しました。 スペイン、アイルランド、ノルウェーの3か国は22日、パレスチナの国家承認をそれぞれ発表しました。3か国は、中東の平和を実現する唯一の道は、イスラエルとパレスチナ2つの国家が共存することだとしています。 主導したスペインのサンチェス首相は、「ネタニヤフ首相がパレスチナのための和平プロジェクトを持っていないことは明らかだ」としています。この決定に対し、イスラム組織ハマスの幹部は承認の背景にはパレスチナ人の「勇敢な抵抗」があるとして、歓迎しました。 一方、イスラエルのカッツ外相は「パレスチナ人と世界に、テロは報われるというメッセージを送るものだ」と非難し、アイルランドとノルウェーに駐在するイスラエル大使に、本国へ戻るよう命じました。 国連加盟国193か国のうち、143か国がパレスチナを国家として承認していますが、アメリカやイギリス、日本などは承認していません。