初の切符つかんだ上田西 最大の売りは強力打線 第93回選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインで開かれ、上田西(長野)の初出場が決まった。 【祝センバツ切符】32校喜びの瞬間を写真で 昨秋の北信越大会では、準決勝で星稜(石川)を破って準優勝した上田西。初の切符をつかみ、主将の柳沢は「本当にうれしい。北信越の代表として身が引き締まる思い」と気持ちを新たにした。最大の売りは秋の公式戦チーム打率4割超の強力打線だ。1番・笹原、3番・柳沢を筆頭に畳み掛ける。左腕の山口はスライダーやチェンジアップなど精度の高い変化球を織り交ぜ、打者を幻惑する。 目標は初の甲子園ベスト8進出。監督就任から1年余で同校をセンバツへ導いた吉崎監督は「一球に気持ちを込めるようなプレーをしていきたい」と意気込んだ。【皆川真仁】