ボーイング旅客機、今回は車輪2個が爆発…オーストラリアで離陸中に事故
オーストラリアのメルボルン空港で離陸のために滑走路を走っていたボーイング旅客機の車輪が破裂し、非常ブレーキを踏む事故が発生した。 6日(現地時間)、オーストラリアABC放送などによると、前日午後6時40分ごろ、メルボルン空港で298人の乗客を乗せてアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに行こうとしたエティハド航空EY461便の航空機の車輪2個が離陸の途中に破裂した。 当時、旅客機は離陸のために時速約300キロの速度で滑走路を走っていた。幸いに離陸直前、機長が非常ブレーキを踏んで飛行機が止まった。メルボルン空港側は、火災を防ぐために消防用の泡を使用した。 旅客機の運航は中止されたが、乗客289人全員が安全に降りてターミナルに戻ったと航空会社は説明した。同時に「技術的な理由で離陸を中止することを決め、旅客機は滑走路で安全に止まった」と伝えた。 ただ、航空機はタイヤが壊れてけん引できず滑走路に残り、メルボルン空港の滑走路2つのうち1つが一時閉鎖された。これにより、複数の航空便の運航が遅れた。 一部の外信は、該当旅客機が最近相次いで問題を起こしているボーイング社の旅客機という点に注目した。 今回事故が起きた旅客機の機種はボーイング787-9ドリームライナーだ。チェジュ航空事故の旅客機であるボーイング737-800とは異なる機種だが、同じボーイング社の航空機だ。