ダーツ王者の雄姿! アジア大会で日本初のアベック優勝した龍波光彦と坂口優希恵を直撃
11月3日から台湾・台北で開催されたダーツのアジア大会「2024 WDF ASIA PACIFIC CUP」のシングルトーナメントで、日本代表のプロダーツプレーヤーの龍波光彦(51)と坂口優希恵(30)が優勝した。同大会で日本人選手の男女同時優勝は初。快挙を達成した2人を直撃した。 同大会は2年ごとに開催されており、日本など8つの国と地域が参加。初めて日本代表となった2人は並み居る強豪を退け、頂点にたどりついた。 決勝でモンゴル代表を破って優勝した龍波は「硬くならないようにという気持ちで臨んでいましたが以前、他の大会で負けていた選手なので、リベンジという思いは強かった」。優勝を決めた瞬間は「うれしかったのもそうですが、初めて日の丸を背負って臨んだので、ホッとしたのが正直な気持ちです」と安堵の表情を浮かべた。 海外での試合経験が多い坂口は「日本代表は男女とユース合わせて12人の団体で、日本代表の選手が多かったのもあってリラックスして試合に臨めた」。 決勝では韓国代表選手に勝利して優勝を果たした。「先に男子の決勝が行われていて龍波さんが優勝を決めていたので、負けてられないなって。久々のビッグタイトルだったので、素直にうれしかったです」 来秋にはワールドカップが開催される。坂口は「まずは代表選手になれるように、体調管理をしっかりして臨みたい」と意気込んだ。龍波は世界との壁はまだまだ大きいと言いつつ「優勝を目指して頑張りたいですね」と目を輝かせた。
東スポWEB