<杏>13年前の主演ドラマ「名前をなくした女神」 “ママ友地獄”を描いた社会派作品 尾野真千子、りょうも出演 10月23日から再放送スタート
俳優の杏さんが“ママ友地獄”に巻き込まれる主婦役で主演し、2011年4月期にフジテレビ系で放送された社会派ドラマ「名前をなくした女神」が、同局の再放送枠「ハッピーアワー」(関東ローカル、平日午後2時48分~3時45分)で10月23日からスタートする(同枠の午後1時50分~2時48分は「東野圭吾ミステリーズ」を再放送中)。 【写真特集】13年前の会見 ピンクでおそろいの“ママ友”5人! 華やかだが心の中は?
物語は、お受験に向かう5人のママ友の壮絶な闘いを描く。杏さん演じる秋山侑子は、出産後も息子を保育園に預けて働いていたが、リストラに遭い、専業主婦になる。引っ越し先で初めてママ友ができ、息子の“お受験”を決意するが、ママ友同士の嫉妬、見栄、うそ、裏切りなどのあつれき、女ばかりの社会の息苦しさや難しさを感じ、価値観が揺るがされていく……という内容。
第1話は……短大卒業後、ハウスメーカーに就職した侑子(杏さん)は、食品メーカーに勤務する秋山拓水(つるの剛士さん)と結婚。侑子は、長男の健太(藤本哉汰さん)を出産後も仕事を続けたが、マンションを購入した矢先、会社から地方転勤を打診され、退社を余儀なくされた。引っ越しを機に、健太は近所の幼稚園に通うことになり、そこで侑子は、健太と同い年の子を持つ4人のママ友と知り合う。
ちひろ(尾野真千子さん)は、爽(長島暉実さん)の母親で、幼稚園の役員を務めており、夫の英孝(高橋一生さん)は銀行員。真央(倉科カナさん)は、トラック運転手の陸(五十嵐隼士さん)と出来ちゃった結婚をして、18歳で娘の羅羅(谷花音さん)を出産したヤンキーママ。利華子(りょうさん)は、海斗(内田淳貴さん)の母親で、ネットショップの経営者。夫は、元人気モデルの圭(黒木啓司さん)で、前夫との間に生まれた空斗(今井悠貴さん)という11歳の息子もいた。レイナ(木村佳乃さん)は、彩香(小林星蘭さん)の母親で、主婦雑誌のカリスマ読者モデル。夫の功治(平山浩行さん)はウエディング事業を一代で興したやり手社長だった。
専業主婦が周りにいなかったこともあって、侑子は、ママ友たちとの付き合いに戸惑いを感じていた。利華子いわく、皆、ひそかに“お受験”を考えているのだという。そんな折、健太が彩香のお誕生日会に誘われ……と展開する。