小林さやかさん

　実話を基にした映画「ビリギャル」（２０１５年）のモデルとなった小林さやかさんが１２日、離婚していたことを明かした。 　小林さんは「離婚のご報告」として記した「note」のリンクをＸ（旧ツイッター）で公開。２０２２年秋から学んでいるコロンビア大学の教育大学院での最終学期が終わったことを報告し、「別のご報告がある。実は、今年の１月に夫とお別れをした」と離婚したことを明かした。 　２０年９月に結婚した夫は仕事を辞めて小林さんと一緒に渡米した。離婚に至った経緯については２３年の夏に夫婦げんかしたことを契機に「子どものこと、仕事のこと、今後どんなふうに生きたいか、いろんなことを話し合った」とし、「お互いに価値観や人生観が少しずつ変わったようだった」と説明した。すぐに離婚はせず「カップルセラピー」を受けながら、一緒に帰国した２３年１１月に小林さんが１人で留学先のニューヨークに戻ることを提案。米国に戻る日に２人で離婚届を提出したという。 　小林さんは「やっぱり離婚は勇気のいることだ。もちろん結婚したときは、お互いに残りの人生を一緒に生きる覚悟を持ってしたわけで、家族だった人と家族でなくなるのはとても不思議で、受け入れるのに少し時間がかかるもの。でもやっぱり私も彼も、自分の人生を好きなように生きていくことを選んだ。憎んでもないし、恨んでもいない。ただ、元々一緒だったビジョンがずれたというだけ」とつづった。さらに「元パートナーとして、彼にはこれからも自由に、幸せでいてほしいと願う」と記した　 　離婚の公表に関して迷っていたと言うが、「坪田先生（ビリギャルの著者で私の恩師）に『もうさっさと公表しろよ！どうせいつか君言っちゃうんだから！！』と言われ、まあそうだな、と思って重い腰を上げた次第である」とも明かした。大学院卒業後もニューヨークに残り、新たな挑戦を続けるとしている。