10代少女を”誘拐”「帰りたくないと相談」学習塾経営の男逮捕
佐賀県唐津市で面識のある10代の少女を空き家に連れ去り、誘拐したとして学習塾を経営する男が逮捕されました。 未成年者誘拐の疑いで逮捕されたのは、唐津市鏡の学習塾経営・谷本和彦容疑者(41)です。 警察によりますと、谷本容疑者は21日午後11時55分ごろ、面識のある10代の少女を唐津市内から車に乗せて、佐賀県内の空き家まで連れ去り、誘拐した疑いがもたれています。 21日午後9時半ごろに、少女の家族から「娘がいなくなった」と警察に相談があり、事件が発覚しました。 警察が捜索していたところ、22日午前3時40分ごろ、佐賀県内の空き家の中で少女を発見しました。 空き家は谷本容疑者の家族が所有するもので、発見当時、谷本容疑者は空き家付近の屋外にいて少女とは別々だったということです。 少女に、けがはありませんでした。警察の取り調べに対し谷本容疑者は、「家に帰りたくないという相談を受けたので一緒にいてあげました」などと容疑を認めています。 警察は当時の状況などを詳しく調べています。
九州朝日放送