ここまで2勝、15位低迷も…レアル・ソシエダMF久保建英が浮上の手応え「上に行けると確信しています」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、シーズン序盤戦を振り返った。9日、スペイン紙『アス』が伝えている。 サン・セバスチャンの地で、在籍3年目のシーズンを迎えている久保建英。しかし、今夏にCBロビン・ル・ノルマンとMFミケル・メリーノのセンターラインが引き抜かれた他、右SBアマリ・トラオレを筆頭に負傷離脱者が相次いでるチームは、ラ・リーガ第9節終了時点で2勝3分4敗の15位に低迷。久保は出場した公式戦10試合で2得点を記録しているものの、レアル・ソシエダを上位へと押し上げることができていない。 そんな久保は、ここまでの戦いに言及。今シーズンも、チームの課題として決定力不足が否めない中、「(ゴールは)これから降ってくる」と自信を覗かせた同選手は「ピッチ上だど、僕たちは良いプレーをしている、相手を抑えられているという感覚があるのに、結果を見てみると、アトレティコ戦は1-1、アンデルレヒト戦は1-2だったりします」としつつ、「まぁ、手応えとスコアに差があるのは事実ですし、それを少しずつ縮めていかないと。ただ、この前の試合はチーム全体として良かったので、上に行けると確信しています」と明かした。 また、6日に行われたアトレティコ・マドリード戦は、内容と結果のギャップが顕著だったと語った久保は「(ルカ・スチッチの)同点ゴールはゴラッソと言えますし、普通はあんなシュートは入らないものですけど、それでもデータと僕たちが示した内容を踏まえと、相手よりも勝利に値したと思っています。それは、今シーズンすでに何度か覚えている感覚です」と振り返っている。 代表ウィーク明け最初となる19日の第10節で、レアル・ソシエダはジローナと対戦するが、浮上のきっかけを掴めるだろうか。
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