山梨学院が接戦制し2年ぶり10回目の全国へ 高校サッカー山梨県大会 途中出場・小河原が決勝ヘッド
全国高校サッカー選手権山梨県大会は9日、甲府市の「JIT リサイクルインク スタジアム」で決勝が行われ、山梨学院と東海大甲府が対戦。2-1(1-0、1-1)で山梨学院が競り勝ち、2年ぶり10回目の全国切符を手にしました。 試合が動いたのは前半15分。第1シード・山梨学院のMF根岸真(3年)の突破から、FWオノボフランシス日華(2年)が豪快に蹴り込み、先制に成功しました。東海大甲府は今大会4試合目にして初失点。 35年ぶりに決勝に進み、39年ぶりの優勝を狙う東海大甲府も後半3分、FW水越成皇(3年)のスルーパスに背番号10・FW勝見周也(2年)が反応。落ち着いてゴールに流し込み、同点としました。 それでも山梨学院は後半28分、DF鈴木琉斗(3年)のクロスに途中出場のFW小河原瑛太(3年)が頭で合わせ、ゴールネットを揺らしました。 試合途中からキャプテンマークをつけた鈴木選手は「(全国大会では)1年生で出場したときよりも成長した姿を見せられるように、日本一になりたい」と話しました。 全国大会の組み合わせ抽選は18日に行われ、12月28日に開幕します。