執念の同点弾もインカレ連覇ならず 2年連続の延長戦 山梨学院が決勝で日体大に敗れる 女子サッカー
全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)の決勝が6日、東京・味の素フィールド西が丘で行われ、山梨学院大(関東第2代表)は日体大(関東第4代表)と対戦。延長戦の末、1-2(0-0、1-1、0-1、0-0)で敗れ、連覇を逃しました。 【写真を見る】激闘の決勝 ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ山梨学院
3大会連続で決勝に進んだ山梨学院は、序盤から積極的にシュートを放ちますが、無得点のまま後半戦へ。 すると後半9分、コーナーキックからのこぼれ球を押し込まれ、先制を許しました。 反撃に出る山梨学院は14分、DF宮本仁奈(4年)のクロスにDF寺村穂香(3年)が頭で合わせますが、シュートはポストに阻まれました。 それでもアディショナルタイム突入直前の44分、コーナーキックのチャンスをつかむと、MF香椎彩香(3年)のキックに寺村が頭で合わせ、同点ゴールに。決勝は2年連続となる延長戦となりました。
しかし延長前半終了間際の10分、コーナーキックのピンチを迎えると、再びこぼれ球を押し込まれ、勝ち越しを許しました。 残された延長後半の10分間、山梨学院は最後まで攻めますが、あと一歩及ばず。準優勝に終わり、初優勝の前回大会から続く連覇をつかむことはできませんでした。
宮本選手 「『チームとしてやりきった』とベンチに入れなかったメンバーも感じてくれていると思う。来年のチームにこれをいい経験としてつなげられたらと思う。とても悔しい気持ちだが、また新しく歴史を塗り替えられるように来年も頑張ってほしい」
■今大会の戦績
2回戦 6-0 vs中京大(東海第2代表) 準々決勝 2-1 vs十文字学園女子大(関東第6代表) 準決勝 2-1 vs早稲田大(関東第3代表) 決勝 1-2(延長)vs日体大(関東第4代表)