いいむろなおきマイムカンパニーが「ゾウをのみこんだウワバミの絵」を再構築
「いいむろなおきマイムカンパニー『ゾウをのみこんだウワバミの絵』」が、11月15日から17日まで兵庫のAI・HALLで上演される。 【画像】いいむろなおきマイムカンパニー「ゾウをのみこんだウワバミの絵」チラシ裏(撮影:堀川高志[kutowans studio])(他1件) これはアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ「星の王子さま」に登場する、ゾウを丸呑みにした巨大な蛇(ウワバミ)の挿絵をモチーフに、いいむろなおきが作・演出・振付を手がける作品。今回は2009年に大阪、2011年にマカオで上演された同名作品が、主軸はそのままに再構築される。出演者にはいいむろのほか、田中啓介、三浦求、谷啓吾、羽田兎桃、川島由衣、さゆ~るが名を連ねた。 いいむろは本作について「象を丸呑みにした巨大な蛇(ウワバミ)の挿絵は、子ども心にも『なんじゃこりゃ?』って思ったのを覚えています。これがただの帽子の絵に見える人は子どもの頃の純粋な心を失ってしまった大人!って決めつけるのはどうなんでしょうね? 何に見えたっていいんじゃないかなって僕は思っちゃいます。有名な言葉『大切なものは目に見えない』……もしかしたら大切なものは言葉でも表せないのかもしれません。そんなサン=テグジュペリの言葉の世界からフワリと飛び立ち、ひねくれた僕の手によって大きく解釈を変えた黙劇『星の王子さま』。そうそう、あらかじめ言っておきますが、可愛い王子さまは出てきませんよ」と公式サイトでコメントした。 ■ いいむろなおきマイムカンパニー「ゾウをのみこんだウワバミの絵」 2024年11月15日(金)~2024年11月17日(日) 兵庫県 AI・HALL □ スタッフ 作・演出・振付:いいむろなおき □ 出演 いいむろなおき / 田中啓介 / 三浦求 / 谷啓吾 / 羽田兎桃 / 川島由衣 / さゆ~る