調教中のジェゼロ(今年5月、写真右、撮影：井内利彰)

　3日(土)・4日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、1日確定した。 　今週は札幌、新潟で計6鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。 【写真】サリーチェのこれまでの軌跡 ◆8/3(土) ・札幌5R(芝1200m・9頭) カウンターセブン(牡、横山武史・村田一誠、ロジャーバローズ)…順調に乗り込まれていて、追い切りの動きも良かった。初戦から期待できそうだ。 ・新潟3R(ダ1800m・15頭) マカニ(牝、石橋脩・尾形和幸、ルヴァンスレーヴ)…半兄メイショウアイアン(父マヤノトップガン)は20年北海道スプリントC(JpnIII)を勝った。仕上がりも良さそうで初戦から期待したい。 レイナデアルシーラ(牝、戸崎圭太・西園正都、ナダル)…母アンデスクイーンは、20年エンプレス杯(JpnII)など重賞3勝を挙げた。半姉アンデスビエント(父ドレフォン)も24年関東オークス(JpnII)を勝っている。ダートで走る血統で、調教の動きも良く期待できそうだ。 ・新潟4R(芝1600m・11頭) シルバーレイク(牝、川田将雅・中内田充正、スワーヴリチャード)…きょうだいに20年オールカマー(GII)を勝ったセンテリュオ(父ディープインパクト)、14年きさらぎ賞(GIII)など重賞3勝を挙げたトーセンスターダム(父ディープインパクト)がいる。 ◆8/4(日) ・札幌5R(芝1800m・8頭) アルマヴェローチェ(牝、横山武史・上村洋行、ハービンジャー)…順調に乗り込まれていて仕上がりが良さそうだ。 ・新潟2R(芝1600m・14頭) ケリフレッドアスク(牝、横山典弘・藤原英昭、ドゥラメンテ)…きょうだいに18年京王杯2歳S(GII)を勝ったファンタジスト(父ロードカナロア)など重賞ホースが3頭いる。 サリーチェ(牝、C.ルメール・池添学、ドゥラメンテ)…半兄に19年朝日杯FS(GI)など重賞4勝の兄サリオス(父ハーツクライ)がいる。半姉サラキア(父ディープインパクト)も20年府中牝馬S(GII)を勝っている。調教の動きは一息も、血統に期待したい。 ・新潟3R(芝1800m・9頭) ジェゼロ(牡、川田将雅・須貝尚介、サートゥルナーリア)…半兄ステルヴィオ(父ロードカナロア)は18年マイルCS(GI)を勝った。セレクトセール当歳で3億円(税抜)。調教の動きも良く期待できそうだ。 スカイタワー(牡、戸崎圭太・小笠倫弘、リアルスティール)…セレクトセール1歳で4000万円(税抜)。調教の動きが良く、期待できそうだ。