火災から3か月…自宅への放火容疑で54歳の無職の男を逮捕 焼け跡から高齢の母親の遺体(島根)
2024年10月に島根県出雲市で自宅に放火し、自宅と隣接する小屋を全焼させたとして、出雲警察署は1月5日、54歳の無職の男を非現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは、出雲市大津町の無職の男(54)です。警察によると男は、2024年10月7日午前2時過ぎ、当時母親と2人で住んでいた出雲市古志町の自宅に火をつけ、自宅と隣接する小屋を全焼させた疑いが持たれています。 男は火災発生時に行方がわからなくなっていましたが、翌日の未明に現場付近で火傷をしている状態で警察に保護され、市内の病院に入院していました。そして12月の退院後に事情を聴くなどした結果、「火をつけたことに間違いありません」と容疑を認めたため逮捕しました。 この火事では、男と同居していた母親の河井春野さん(当時90)が焼け跡から遺体で見つかりましたが、警察は火事との因果関係を引き続きに調べるとともに、放火した動機などを追及することにしています。
山陰中央テレビ