ポケモンGO 日本国内の配信開始 大阪では通天閣に取材殺到
ビリケンさんのそばにキャラがいるかも?という期待感
ポケモンGO日本国内の配信開始 大阪では通天閣に取材殺到
米国など世界各地でブームとなっているスマートフォンゲームの「ポケモンGO」の日本国内での配信が22日、始まった。この配信に、各地のスポットが注目を浴びているが、大阪市内では「ビリケンさんのそばにキャラがいるかも?」という視点から「通天閣」に取材が殺到。高井隆光副社長は「ビリケンさんの横にピカチュウがいてくれたら、すごいことに」と、配信開始早々大きな期待を寄せるとともに、集客への期待も見え隠れしている。そして、午後には高井副社長から「20以上のモンスターゲットだぜ」と連絡が入った。 【ゲーム画面の拡大写真付き】日本でも配信開始、なぜ世界中がポケモンGOに熱中するのか?
人気モンスターがいたら集客にも影響?
同日午前「配信が始まった」という速報がインターネットのニュースなどで流れると、街では少しざわつく人もみられた。大阪の人気観光スポットで、国の登録有形文化財である「通天閣」でも、配信のニュースとともに関係者が対応に追われた。 というのも、昨日からテレビの全国ニュースなどのメディアで通天閣が「ポケモン」がらみで相次いで取り上げられた。 というのも、展望台のシンボルである「ビリケンさん」などのそばに、ゲームの人気モンスターが現れると、さらなる「集客の目玉」が増えるかもという期待からだった。
通天閣・副社長は取材対応に追われ毎日「祈願」
通天閣観光の高井隆光副社長は「ビリケンさんの隣に、ピカチュウが来てくれたらとか、すごい期待しています。マスコミさんにもたくさんとりあげられましたし。まだ私はアンドロイドを持ってないので、何がいるのかはわかりませんが、今日はかなり注目。今からまたほかの取材も入っています。ここんとこ、ずっと人気キャラがいるようにと願ってるんで」と笑顔で話していた。 同日午前も通天閣展望台はにぎわいをみせていたが、ビリケンさんとの写真撮影を担当する女性従業員は「えっ、はじまったんですか? まだアンドロイドのスマホを持ってきた人はいないですね」と話す。関係者もどんなモンスターが現れるか、期待の声があちらこちらで聞かれた。 この「ポケモンGO」は、街を歩きながら様々なキャラクターを探して獲得していくもので、アメリカでは2週間前に配信され、かなりの人気を博していることが日本国内でも連日報道されている。また、国内ではマクドナルド全店舗でアイテムを入手できるなど、連携しているという。 ただ、アメリカなどでは歩きながらゲームに熱中し、ケガをするなどの事例も数多く起きていることなどから、注意を呼びかける声も多く聞かれている。