労働者の祭典、メーデーの5月1日、福岡市で労働者の団体が集会を開き、賃金格差の是正などを訴えました。 福岡市中央区の警固公園で開かれた集会には、全労連系など33の団体からおよそ600人が参加しています。 ことしの春闘では大企業を中心に過去最高の賃上げとなったものの、中小企業との賃金格差が依然として大きいままだとして、物価高騰を上回る賃金の引き上げを実現し格差を是正することなどが訴えられています。 会場には今回初めて、クイズ大会や健康チェックなど参加者が楽しめるイベントブースが設けられるなど、新たな取り組みも行われています。 全労連系の集会はこのほかにも、福岡県内4か所で開かれています。