児玉、菅原にオージーライダーのマックスが加入! 4回目の鈴鹿8耐で上位を目指すTeam KODAMA
Team KODAMAがチームとして鈴鹿8耐4回目の参戦となるライダーラインナップを明らかにした。チーム代表兼エースライダーの児玉勇太を中心に昨年に引き続き菅原陸、さらにオーストラリアスーパーバイク(ASBK)を走っているマックス・スタファーを新たに起用することになった。 【写真】マックス・スタファー(Team KODAMA)/2024鈴鹿8耐テスト マックスは、ASBKで暫定ランキング5位につけている20歳。ちなみに暫定ランキングトップは、ジョシュ・ウォータースだ。父親のジェイミー・スタファーは、ノリックこと阿部典史が唯一参加した2007年の鈴鹿8耐でペアを組み、その後も桜井ホンダで参戦したこともあるライダー。先日の鈴鹿テストにも帯同し初走行となったマックスにアドバイスをしていた。 マックスは「2024年の鈴鹿8耐にTeam KODAMAから参加できることを、とてもうれしく思うよ。鈴鹿は、とても難しいコースだけど、とてもエキサイティングでもある。この機会を与えてくれた児玉さん、ヤマハに感謝してもしきれない。このチャレンジを楽しみにしているし、Team KODAMAというすばらしいチームで、どれだけ良い結果を出すことができるか楽しみだよ」とコメント。 昨年に続きTeam KODAMAで参戦する菅原は「去年に引き続きTeam KODAMAより鈴鹿8耐に参戦できることにうれしく思います。今年も参戦する機会を与えてくださった児玉さん、そしてチームの皆様に感謝します。本当にありがとうございます。2年目ということもあり、タイム的にも上がってきているので、昨年よりもいいペースでバトンをつなげていきたいと思っています。児玉選手、マックス選手と共に上位を狙っていきますので応援よろしくお願いいたします」と語った。 児玉は「今年も多くの皆さまのご協力のおかげで鈴鹿8耐に参戦できることを感謝いたします。目標としては、トップ10以内で完走することが第一。ミスを極力なくしていき、前で何かがあったときに、しっかり結果を残せるようにしたいですね。先日の鈴鹿テストでは、マックスは初鈴鹿、初ブリヂストンだったのですが、順調にタイムを縮めてくれましたし、菅原も安定した走りをしてくれました。後は、自分自身がいろいろ確認作業を行いタイムも出ているので、レースウイークにたどり着けるように準備作業を進めます」と述べた。 児玉はチーム代表だけに、チーム運営全体も見なければならないが、どうしてもレースになると走りに集中しなければならない。昨年は、良いポジションにつけながらもガス欠になってしまい大きく後退してしまった。今年は、同じ轍は踏まない。マックスの加入も良い刺激があるという。宮崎県、唯一の鈴鹿8耐参戦レーシングチームとして上位を目指す。 [オートスポーツweb 2024年06月27日]
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