バッファローのWi-Fi7ルーター、VAIOパソコンで約3.2Gbpsの無線通信を確認
バッファローは、Wi-Fi 7規格対応のWi-Fiルーター「WXR9300BE6P」と、VAIOのノートパソコン「VAIO SX14-R」との動作確認を実施し、約3.2Gbpsで無線通信できることを確認したと発表した。6GHz帯、320MHz幅通信により、これまでよりも混雑や干渉が少ない高速通信が期待できるとしている。 【画像】測定イメージ Wi-Fi 7では、6GHz帯で最大帯域幅が160MHz→320MHz幅まで拡大され、データ転送量が増え、速度が向上する。 今回の測定では、ダウンロードの平均スループットが6GHz帯 320MHz幅通信で3263Mbps、5GHz帯 160MHz幅通信で1827Mbpsとなった。同社は、6GHz帯が2022年9月施行の電波法施行規則によって新たに開放された帯域であるため、2.4GHz帯や5GHz帯よりも一般環境における電場干渉が少なく、混雑の少ない通信の実現が期待できるとしている。 バッファローのWi-Fiルーター「WXR9300BE6P」は、6GHz/5GHz/2.4GHz帯それぞれで2ストリームずつ、合計6ストリームを備えたルーター。理論値で6GHz帯は最大5764Mbps(320MHz幅通信に対応)、5GHz最大2882Mbps、2.4GHz最大688Mbpsの高速通信をサポートする。 有線ポートは、インターネットポートのみ最大10Gbpsに対応。また、メッシュWi-Fi規格「Wi-Fi EasyMesh」やセキュリティ機能「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」を備えている。
ケータイ Watch,竹野 弘祐