子どものお年玉の扱いに迷っています。管理方法と使い方はどうするのが正解でしょうか?
お年玉は、普段のお小遣いよりも受け取る金額が大きい傾向のため、使い道や管理の仕方に悩んでいる保護者も多いのではないでしょうか。貯金する場合は、どれくらいの割合にしている人が多いかも気になるところです。そこで、今回はアンケート結果をもとに小学生から高校生までの子どもがもらうお年玉の使い道や、管理方法について紹介します。 ▼子ども名義の口座に「月3万円」ずつ入金してるけど、将来口座を渡すときに「贈与税」はかかるの? 非課税にすることは可能?
小学生から高校生までのお年玉の使い道
株式会社学研ホールディングスが調査した「小学生白書」「中学生白書」(いずれも2023年10月調査)「高校生白書」(2021年月調査)をもとに、お年玉でもらった金額と使い道を紹介します。 ・小学生のお年玉事情 小学生が2023年にもらったお年玉の平均額は2万1064円、中央値は2万円でした。お年玉の使い道は貯金が最も多く61.8%、2位がおもちゃで23.1%、3位がゲーム機・ゲームソフトで20.5%、4位がお菓子などの食べ物で19.9%、5位がキャラクターグッズで15.9%です。 学年別に見ると、1年生と2年生はおもちゃの割合が他の学年より多く、3年生と6年生は貯金の割合が全体平均より少なくなりました。5年生と6年生は、おもちゃの割合が全体平均より少なく6年生はゲーム機・ゲームソフトの割合が全体平均より多くなっています。 ・中学生のお年玉事情 中学生が2023年にもらったお年玉の平均額は2万7255円、中央値は2万5000円でした。お年玉の使い道は貯金が最も多く56.8%、2位がお菓子などの食べ物で23.2%、3位が本・雑誌で22.8%、4位が洋服などの衣類で21.3%、5位がゲーム機・ゲームソフトで19.9%です。 男女別で見ると、男子はゲーム機・ゲームソフトが全体平均よりも多く、女子は本・雑誌、衣類が全体平均より多くなっています。 ・高校生のお年玉事情 高校生が2021年にもらったお年玉の平均額は2万8144.7円、中央値は2万5000円でした。お年玉の使い道は貯金が最も多く71.9%、2位が洋服や服飾品で22.3%、3位が本・雑誌で21.2%、4位が美容・コスメで21.0%、5位が音楽で18.0%でした。 男女別で見ると、男子は6位のゲームやアプリが全体平均よりも多く、女子は洋服や服飾品、コスメや美容の割合が全体平均より高くなっています。