<ブギウギ>内藤剛志が人情派のベテラン刑事に 19年ぶり朝ドラ出演 “刑事役の引き出し”の多さに制作統括「さすが」
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。3月11日に始まる第24週「ものごっついええ子や」には、俳優の内藤剛志さんが刑事の高橋役で登場する。 【写真特集】愛子を誘拐するという電話が! 第24週「ものごっついええ子や」注目の場面カット
◇とある事件の捜査でスズ子宅に
内藤さんは2004年度後期の「わかば」以来、19年ぶりの朝ドラ出演。演じる高橋は、世田谷署の人情派のベテラン刑事。とある事件の捜査で、スズ子(趣里さん)宅を訪れる。
1月の出演発表の際、内藤さんは「刑事が登場するということは、事件が起きるんです。大変な事件です。スズ子はもちろん彼女の周りの人も巻き込まれ、そして………。詳細はお話しできません。皆さん、犯人を推理してみてください!」と視聴者にメッセージ。
一方で「その事件を通してスズ子と娘、そして2人を取り巻く人々に変化が現れます。もちろん私『高橋刑事』にも」と話していて、「時代設定は昭和30(1955)年、なんと私が生まれた年です。戦争が終わって10年、そこここに戦争の傷が残り『豊かな生活』からはほど遠かったかもしれません。しかし皆が、ゆっくりと、力強く立ち上がり始めた時期でもあったようです。そんな時代に、いや、そんな時代だからこそ起きた事件だったのかもしれません。ぜひ見守ってください」と語っていた。
また、制作統括の福岡利武さんは「さすが刑事役を長年演じられてきただけあり、たくさんの芝居のアイデアを出していただき、シーンをより深くしていただけました」とコメントを寄せていた。
◇第24週「ものごっついええ子や」あらすじ
第24週では、羽鳥善一(草なぎ剛さん)作曲二千曲記念ビッグパーティーの日が近づいてくる。スズ子と茨田りつ子(菊地凛子さん)は、歌を歌うだけではなく、余興もするようにお願いされる。一方でスズ子は、子育てに悩んでいた。8歳になった愛子には友達も少なく、スズ子が甘やかし過ぎなのではとも言われてしまう。