アーセナルやエヴァートンで多くのゴールを記録したケビン・キャンベル氏が54歳で死去
アーセナルとエヴァートンは15日、かつてストライカーとして多くのゴールを奪ったケビン・キャンベル氏が短い闘病生活の末、死去したことを発表した。54歳だった。 アーセナルの下部組織出身のキャンベル氏は、1988年5月に18歳でトップチームデビューを飾った後、同クラブで公式戦通算210試合の出場で55ゴールを記録。その後はノッティンガム・フォレストやトラブゾンスポル(トルコ)でプレーし、1999年3月からはエヴァートンに在籍した。エヴァートンでは公式戦通算164試合に出場して51ゴールを記録。キャリア終盤はウェスト・ブロムウィッチやカーディフ・シティでプレーし、2006-07シーズンを終えて現役を引退していた。 アーセナルは「ケビンはクラブのみんなから慕われていました。私たち全員が、この困難な時期にいる彼の友人と家族を思っています」とXで投稿。エヴァートンは公式で「エヴァートンの誰もが、元ストライカー、ケビン・キャンベルの54歳という若さでの死に深く悲しんでいる。グディソン・パークの英雄であり、イングランド代表の象徴であっただけでなく、素晴らしい人間でもあった。彼に会ったことのある人なら誰でも知っているだろう」と声明を発表している。