【ミャンマー】カルムイク共和国首長、総司令官と会談
ロシア南西部カルムイク共和国のバツ・ハシコフ(Batu Khasikov)首長はミャンマーを訪問し、軍事政権トップのミンアウンフライン総司令官と会談した。軍事政権の統制下にある情報省が11日伝えた。 両者は10日、首都ネピドーで会談。ミャンマーとロシア連邦、カルムイク共和国との友好関係強化、2025年9月に同国で開催予定の第3回国際仏教徒フォーラム、宗教を通じた観光業の振興、経済連携、教育や農業、畜産業での協力などについて協議した。 ハシコフ氏は同日、国軍の最高意思決定機関である国家統治評議会(SAC)メンバーのマンニェインマウン氏、軍政が指名したティンウールイン宗教・文化相、ミンナウン農業・畜産・かんがい相、ニュンペー教育相、ミンテインザン・スポーツ・青少年相との会議にも出席した。 会議では、宗教や文化を通じた交流の促進、農業や畜産業、教育、医療、スポーツなどの分野での連携、2国間の直行便就航などについて話し合った。 国営放送MRTVの英語部門MITVの10日付報道によると、ハシコフ氏が率いる代表団は9日にミャンマー入りし、最大都市ヤンゴンの仏塔「シュエダゴン・パゴダ」を参拝。同日午後には、イスカンダル・アジゾフ駐ミャンマー・ロシア大使と共に、ミャンマー仏教僧侶の最高管理組織「サンガ・マハ・ナヤカ委員会」のメンバーと会談した。