訪日旅行客に都内の観光エリアで効率的にリーチできるプラン販売、位置情報データを活用
デジタル屋外広告(DOOH)配信プラットフォーム事業のLIVE BOARDと、タクシーサイネージメディア「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」を運営するニューステクノロジーは、訪日外国人旅行客に向けて東京都内の観光エリアで効率的にリーチできるインバウンドプランの販売を始める、と8月21日発表した。LIVE BOARDに出資するNTTドコモの位置情報データを活用する。
LIVE BOARDが運用するDOOHメディアとGROWTHを連携させ「GROWTH×LIVE BOARD インバウンドプラン」と名付けた。訪日旅行客が2024年上半期(1~6月)に過去最多となり、訪日マーケティング需要が高まっていることを受けた。訪日客のタクシー利用も増加し、1週間を通して乗車率が32%を占める車両もある。そのため、タクシー移動中に訴求できるプランを開発した。
LIVE BOARDは全国に6万4500面以上のDOOHネットワークを持ち、基地局の位置情報データなどと合わせて分析することで、いつ、どこに、どの国からの来訪が多いか把握できる。このプランでは、訪日客が集まりやすい渋谷、新宿、六本木、秋葉原などのエリアに絞ったターゲティング配信と、GROWTHで乗車直後の移動開始までの待機画面で表示する静止画を販売する。