〈ラブ トランジット2〉元恋人と1カ月過ごしたら復縁は叶う?「元カップル」の行く末に涙が止まらない〈アラサー女子と考えるラブトラ2 第7話~最終話〉
恋と人生の交差点で、最後の選択を
いよいよ迎えた最終話。男性メンバーは、想いを伝えたい女性メンバーのもとへバスに乗って向かう。待っているしかない女性、一人でバスに乗り込むかもしれない男性。どちらの方がつらかっただろうか。 最終話、カップル予測がうまく行った視聴者はいたのだろうか。MCの予想も裏切って、今回は2組の復縁カップルが誕生した。バス停でセカイとマサヤに告白されたももが選んだのは……なんと、マサヤとの復縁だったのだ。 A:マサヤのことを見直したのか、結婚への意思が強かったのか……。 B:どっちもありそうだけど、人生も恋もタイミングだから。自分が結婚したいなって思った時にプロポーズしてくれた人がいたのは、すごく大きかったんじゃないかな。 A:結婚はきっと、いいところも悪いところも分かってる人との方がうまくいくだろうしね。ラブ トランジットが起こした奇跡、だね。 そして、旅の中では一度もXからのメールをもらっていなかったゆきこのところには、バラの花束を持ったまさとがやってきた。 A:バラの花束持ってやってきた瞬間、涙ブワ~って出たんだけど。 B:一回バスに戻ったまさとのことを見送るゆきこの表情、すごい悲しそうだったもんね。本当に、すごく素直な子。 A:でも、正直に気持ちを伝えたから、まさとはエリカからゆきこに気持ちを切り替えたんだもんね。 B:これも、ラブ トランジットの奇跡じゃん……。
エリカの元には、お別れの言葉を伝えに来たたかあきが。ゆづきの元にも、ももの元へ向かう前のセカイが。そしてミヅキのもとには、たかあきと復縁希望のスンギがやってきた。序盤からモテモテだったエリカと、2人の男性を目の前にしたミヅキが、どちらも1人で帰る未来など、誰に想像がついただろうか。 人生と恋愛は、小説より奇なり。ももとゆきこも、きっとラブ トランジットに参加しなければ、元恋人と復縁する可能性はゼロと割り切ったまま、人生を過ごしていくことになっただろう。 2人の男性のどちらも選ばなかったミヅキもまた、大きな選択をしたはずだ。「結婚」を言葉にしたスンギも、新しい楽しさを見せてくれたたかあきも、この1カ月で大きな決断をするには、何かが足らなかったのかもしれない。 A:正直、カップル予想は全部はずれた。序盤ではエリカはまさとに行くと思ってたし、ミヅキはたかあきのことアリなんだと思ってたし。 B:でも、元サヤカップルが2組も生まれたのは、なんか夢があった気がする。恋愛って、一回だめだったら終わりじゃないんだね。 A:結局、10年経ったらいろんな価値観変わるもんね。私だって、22歳の自分と今の自分は、もう違う人間じゃんってくらい変わったもん。 B:10年前はうまくいかなかった人も、大人になった自分となら、またうまく行くのかもしれないよね。 A:シーズン2は全体通して、どうだった? B:いや~、今回はけっこう終盤が来るまで、元カレに揺れてる人が多そうに見えたから、私も元彼に連絡取ってみたくなっちゃったな。 A:やっぱりラブ トランジットは、自分ではなかなか関わりにいけない「元恋人」が題材になってるのがエモいんだよね。 B:ダブルデートの件だったり、まさとの盛大な勘違いだったり、恋リアらしい波乱もありつつ、最後は泣ける展開で感情がジェットコースターだったわ。 今回も、たくさんの感動と気付きをくれたラブ トランジットに、感謝を送りたい。
ミクニシオリ