〈ラブ トランジット2〉元恋人と1カ月過ごしたら復縁は叶う?「元カップル」の行く末に涙が止まらない〈アラサー女子と考えるラブトラ2 第7話~最終話〉
AmazonのPrime Videoで配信中の新作恋愛リアリティ番組、Amazon Original『ラブ トランジット』シーズン2。かつて恋人だった5組の男女が、約1カ月間のホカンス(「ホテル」と「バカンス」をかけた造語)を通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿に迫る。 ※このコラムは『ラブ トランジット』シーズン2の全話のネタバレを含みます。 第5話~6話配信で、元恋人・Xとの関係にモヤモヤを抱える女性メンバーの姿が散見される中で、舞台はホテルからリゾート地・沖縄へ。全員の“元”恋人がメンバーに明かされた状態で、ホカンスは終盤に差し掛かった。 第7話~第8話で、いよいよメンバーたちが元恋人と、そして自分と向き合った旅は終わりを迎える。メンバーたちが選ぶのは「元サヤ」か、それともーー。
元恋人との最後のデートは波乱が連続
語り手は、筆者である32歳フリーライター女子(A)と、その親友である34歳の教育関係女子(B)。お互いに関係の落ち着いている恋人・パートナーはいるものの、恋愛している時の感情の高ぶりに、想いを馳せることもままある、悩み多きアラサー女子たちだ。 第7話の序盤では、ホカンスの中で“最初で最後の”X同士でのデートデーを迎えた。復縁希望のマサヤとスンギ、自分の気持ちに気づいたエリカにとっては、復縁のきっかけを作れるかもしれないターニングポイントだ。 そしてなんとエリカとたかあきは、付き合っていた時から持っているというおそろいシャツを着てデートに向かう。 A:復縁の気持ちがないのに、おそろいで着てたシャツは持ってきてるとか、あり得る? B:普通だったらありえないけど……特殊な環境だしね。このくらいじゃ判断できないってか、たかあきの気持ちはずっと分からないわ、私には(笑)。 A:エリカはずっと積極的にアピールしてたけど、どうしても環境的に遠回しなアプローチになっちゃってたから……ここで頑張ってほしいよね。 やっと周囲を気にせずに話せるようになって、こころなしかエリカの表情が輝いているように見えた。しかし、たかあきの態度もあってか、なかなか素直に気持ちを伝えられていないようにも見えた。 他メンバーも、周囲に関係が公開されて開放的になっているのか、デートは全体的に明るい。ミヅキとの復縁を希望しているスンギは、ミヅキに対して旅での「心境の変化と成長」を語った。ミヅキにとっても「そこさえ直れば」と考えていた部分が、克服に向かっているようだ。これは、スンギにとって大きな一歩になったのだろうか。