ボーイング株急落、一時9%超安 小型機破損事故を受け
【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイング製の小型機737―9(MAXシリーズ)の窓が離陸後に吹き飛んだ事故を受け、同社の株価は8日の取引時間中、前週末と比べて一時、9%超急落した。連邦航空局(FAA)は事故機と同じ機体の一部について運航停止を命じており、影響が長引けばボーイングの経営に打撃となる可能性がある。 ボーイングの8日の終値は前週末比約8%安だった。同社は2023年7~9月期、民間機の品質問題などを背景に16億3800万ドル(約2400億円)の赤字を計上。赤字は5四半期連続で厳しい経営が続く。