リリー・アレン、いたずらした保護犬を施設に返却 殺害予告を受けるなどの被害に
イギリス出身の歌手リリー・アレンが、保護犬を返却したと明かしたことで、批判の嵐に晒されているようだ。X(旧ツイッター)で、殺害予告を受けたことを明かし、歪曲された記事をうのみにしないよう求めた。 【写真】弟は『ゲーム・オブ・スローンズ』のアルフィー・アレン「リリー・アレン」フォトギャラリー JustJaredによると、リリーは現地時間8月21日に配信されたポッドキャスト『Miss Me?(原題)』で、保護施設から引き取った犬が、自分や家族のパスポートとビザを食べてしまったために施設に返却したと告白したところ、殺害予告を受けるなど、猛烈な批判に晒されているようだ。 25日にリリーがXを更新し、自分のコメントがタブロイド紙によって意図的に歪曲され、人々が激怒したと綴り、「殺害予告を含む本当に忌まわしいメッセージを受け取りました」「私は大丈夫ですが、私と家族とって本当に厳しい数日間で、衝撃的でした」と打ち明けた。 現在、夫のデヴィッド・ハーバーと2人の娘と一緒にニューヨークで暮らしているリリーは、ニューヨークの保護施設からメアリーという子犬を引き取り、家族で大切にしたものの、酷い分離不安があったメアリーは、あらゆる問題行動を起こしたそうだ。 保護施設と協力し、専門家とプロのトレーナーを紹介してもらうなど、対応策を講じた上、ボランティアにも協力を仰いだが、改善の光は見えず、何か月も考えた抜いた末、「私たちの家はメアリーにとって最適な場所ではないということに全員が同意」したと振り返る。パスポートを食べられたことは、懸命に努力した末の、最後の一撃だったという。「私は4歳の頃から保護犬を飼ってきて、犬のニーズを見極めるのは得意です。動物を不当に扱ったと非難されたこともありませんが、今週はとても辛い思いをしました」。 そして「どうか、深く考えもせずにクリックベイト記事を基に行動するのはやめてください」とコメント。「私に恐ろしいメッセージを送ってきた人たちは、ポッドキャストを聞きもせず、Mail Onlineやそれに続く記事、映像に触れた人達です。彼らの使う言葉から、情報源がどこなのか正確に分かりました」とし、彼女のコメントを確かめずに一部の人が過激な行動に出たことを指摘。 「これは事実の歪曲です。皆さんのしていることは、人々を分断することで金儲けしようとする人を、さらに儲けさせる行為です。最近イギリスでは、間違った情報を得た人が歪んだプロバガンダの下に行動し、人種差別的な暴動を起こしていますが、同じことです。非常に有害で、本気になれば改善できる事です」と綴った。