カズ、1年半ぶり国内復帰へ向け合宿スタート JFL鈴鹿入り決定的「残すは確認事項だけ」
元日本代表FW三浦知良(57)が6日、大阪府内でトレーニングキャンプを開始し、加入が決定的となっているJFL・鈴鹿入りについて「僕の口からチーム名や、はっきりとしたことはまだ言えません。ただ残すは確認事項だけなので、それが終われば正式発表できると思います」と語った。 22年は鈴鹿でプレーしたカズは、23年1月から約1年半、横浜FCからの期限付き移籍でポルトガル2部・オリベイレンセへ。鈴鹿に復帰すれば約1年半ぶりとなり、再び横浜FCからの期限付き移籍となる見込み。まだチームへの合流時期などは未定だが「言いたくないですが、やはり年齢のこともあります。さらに暑くなりますし、7、8月にベストの状態に持って行くことはちょっと難しい。先発してしっかりとした時間プレーできるようにする、というのがベストな状態。そこまでは時間がかかる。現場の監督や、フィジカルコーチと話して決めたい、と思っていますけど、僕の気持ちとしては、最初(合流直後)からベストに、というより、秋口以降に持って行く感じに」と明かした。 ポルトガルのシーズンを終え、この日まで約3週間は休養を取り「外食もたくさんして、知り合いや友達も会い、色んなサッカー以外の活動もしました。ポルトガルでは合宿みたいな生活をしていましたので、ちょっと羽を伸ばした」という。引退した元日本代表MF長谷部誠や、C大阪の同MF香川真司とも会う機会もあり、英気を養った。 日本復帰に向けて、ここからはギアを上げていく作業となる。「サッカー選手としてしっかりとしたものを見せられるように準備したい。みんなに喜んでもらえるようなプレーをして、ゴールを挙げたいと思っていますし、そのためにしっかりとしたトレーニングをしてメンタル、体もしっかりと整えたい」とうなずき、新たな戦いの場を見据えていた。
報知新聞社