使用済みのペットボトルを「水筒代わり」に使用している母。不衛生な気がするのですが節約になるのでしょうか?
使い終わったペットボトルはリサイクルできる
使い終わったペットボトルをリサイクルすると、細かく粉砕してフレーク状にした後に再資源化され、以下のものに生まれ変わります。 ・食品用トレイ ・衣類 ・自動車 ・鉄道関連の繊維 ほかにも、文房具など、さまざまなものにリサイクルされています。 また、ペットボトルを、同等の品質のペットボトルに戻す「ボトルtoボトル」の取り組みも始まっています。「ボトルtoボトル」とは、ペットボトルを別の商品ではなく、ペットボトルに戻して何度もリサイクルすることを指します。環境省は今後、リサイクル技術の確立と拡大を進め、リサイクル率を高める目標を掲げています。 使い終わったペットボトルは、キャップとラベルを外し、ボトルの内部を軽くすすいでからリサイクルに出すとよいでしょう。
使用済みのペットボトルを水筒代わりにするのは衛生的に推奨されていない。節約の点から見ても水筒の利用がおすすめ!
使用済みのペットボトルを水筒代わりにするのは、耐久性や衛生面からおすすめできません。そもそもペットボトルは、再利用に耐えられる強度で作られていないためです。 また、直接口をつけて飲むペットボトルは、口や空気、水滴などから雑菌が侵入し繁殖することも考えられます。もし節約を考えるのであれば、長期間使える水筒を持ち歩くことをおすすめします。 使い終わったペットボトルは、リサイクルボックスに入れることで、再度ペットボトルやほかのものに生まれ変わります。環境問題への取り組みとして、ぜひリサイクルに協力しましょう。 出典 環境省 水・大気環境局 リサイクルしやすい工夫が満載! 身近なプラスチック、ペットボトルの“プラスマ”な秘密 環境省 リサイクルから「ボトルtoボトル」へ。飲料業界が取り組むサーキュラー&エコロジカル・エコノミー 東京都水道局 水の上手な使い方 ※2024/9/27 記事を一部修正いたしました。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部