【MLB】パドレスが完封リレーでブレーブスに先勝 先発キングが12K無失点の快投 タティスJr.先制弾
ワイルドカードシリーズ第1戦【ブレーブス0-4パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間10月2日、ナ・リーグ第4シードのパドレスが本拠地ペトコ・パークに第5シードのブレーブスを迎えてのワイルドカードシリーズがスタート。その初戦は、投打が噛み合う盤石の展開でパドレスが4対0で制して先勝に成功した。パドレス先発のマイケル・キングが白星をマークし、ブレーブス先発のAJ・スミス=ショウバーはまさかの2回途中ノックアウトで黒星を喫している。 【動画】パドレスのタティスJr.が先制弾を放つ 最大3戦の短期決戦となるワイルドカードゲームでパドレスの勝負強さが光った。1回裏、先頭のルイス・アライズがヒットで出塁すると、続くフェルナンド・タティスJr.の2ランで早々に2点を先制。続く2回裏にもカイル・ヒガシオカの犠牲フライでリードを広げると、先発のキングが7回被安打5、与四球0、奪三振12と大舞台で圧巻の投球を披露する。さらに2番手のジェイソン・アダム、3番手ロベルト・スアレスもブレーブス打線を抑え込み、完封リレーで付け入る隙を与えなかった。 大事な初戦で見事な活躍を見せたキングだが、ポストシーズンの1試合で無四球かつ10個以上の三振を奪うのはメジャー史上5人目の快挙。さらに、キャリア初のポストシーズン先発登板で無四球・12奪三振以上をマークするのは史上初と、記録に残る快投だった。一方敗れて後がなくなったブレーブスは、前日のダブルヘッダーでの激闘からの長距離移動が響いたか打線に元気がなく、3塁すら踏むことができなかった。リリーフ陣はソロホームランによる1失点のみと必死の継投を見せただけに、明日の第2戦はなんとか勢いを取り戻したいところだ。