黒人リーグの記録が３０日にもＭＬＢデータベースに統合され、多くのシーズン記録が塗り替えられる
ＵＳＡトゥデー電子版が２９日、かつてあった有色人種がプレーしていた黒人リーグの成績が米大リーグ（ＭＬＢ）のデータベースに統合、シーズン記録などが塗り替えられると伝えた。 ２０２０年１２月１６日に、ＭＬＢが「黒人リーグのレベルは当時のメジャーのレベルに相当するもの」とコメントし、同リーグの記録もメジャー記録として扱い、さらにこの時代にプレーしていたおよそ３４００人のプレイヤーをメジャーリーガーにそれぞれ認定するとした。データサイトのベースボール・リファレンスは新しく黒人リーグの選手のデータを掲載していたが、ＭＬＢ公式サイトでは扱っていなかった。 黒人リーグは公式戦扱いが年間１００試合に満たない数字だったこともあって、率で表す打率４割６分６厘、長打率９割７分４厘、ＯＰＳ１・４７４などを記録した強打の捕手として知られるジョシュ・ギブソンが、従来のメジャー記録を凌駕（りょうが）することになる。
報知新聞社
