欧州を離れた司令塔・ヴェッラッティはもうアズーリで戦えないのか 「難しいことは分かっている」
まだ30歳と中堅世代だが……
パリ・サンジェルマンで11年を過ごしてきた司令塔は、今夏静かに欧州を離れた。 現在カタールのアル・アラビでプレイするのは、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティだ。 PSGで400試合以上をこなしてきたヴェッラッティは、近年のイタリアサッカー界にとって特別なゲームメイカーだった。アズーリでも50試合以上に出場しており、ヴェッラッティは常に中盤の重要戦力と考えられてきたのだ。 現在も年齢は30歳と中堅世代で、コンディションさえ整っていればイタリア代表でプレイできるはず。しかし、欧州を離れた選手は代表に招集されないケースも珍しくない。『Alkass TV』によると、ヴェッラッティもその覚悟があるとコメントしている。 「いつでも代表でプレイする準備はできている。ただ、今はカタールでプレイしているから、それが難しいことは分かっている。それはアル・アラビと契約する前から分かっていたことだけどね」 アル・アラビでは加入当初より主力としてプレイしているが、チームは今季開幕から7試合をこなして1勝のみと苦しい状況にある。イタリアはEURO2024を目指して戦いを続けているが、そこにヴェッラッティが加わるのは難しいか。
構成/ザ・ワールド編集部