自民党総裁選 衆院静岡1区選出・上川陽子氏 推薦人の確保は「ラストスパート」
ゴールは目の前と強調しました。自民党の総裁選に立候補する意欲を示す、衆院静岡1区選出の上川陽子外務大臣が推薦人の確保について「ラストスパート」と話しました。 29日都内で、自身を支援する議員らが集まる会合に出席した上川大臣。会合後、記者団から推薦人の状況を問われ、こう答えました。 ●上川陽子外務大臣: 「今まさに最後のラストスパートの1番ゴールのテープ、これを切るところの直前まで行っているということ。また体当たりであしたも含めてしっかりと完全に切ることができるように活動していきたいなというふうに思っている」 総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保まで「ラストスパート」と表現しました。 岸田派に所属し、上川大臣の推薦人になると表明している、衆院静岡4区選出の深沢陽一議員も29日出演した静岡朝日テレビの番組内で、「光が見えてきた」と手応えを口にしています。 ●深沢陽一議員: 「最後1人なのか、2人なのか、そこが確定すれば(20人を)超えてくるのではないかと思う」 自民党静岡県連も後押しの準備を加速しています。上川大臣を応援する有志の会発足に向けた初会合も29日開かれました。今後、県内外の党員へ支援の輪を広げていく方針です。 そして、30日、上川大臣は閣議後に会見を開きました。 ●上川大臣: 「個人的には、この(アメリカ)大統領選を通じて、多様な声をしっかりと踏まえ、いかに希望とそして自身を感じられるような国をつくることができるか、フォローをしているところ」 9月4日から6日までは外務大臣就任後、初めてオーストラリアを訪問する上川大臣。12日に迫った自民党総裁選の告示に向け、最後の追い込みをかけます。