Appleが「iOS 17.3」をリリース。いますぐアップデートすべき3つの理由
みなさん、アップデートの時間です。Appleが2024年1月22日(米国時間)、互換性のあるiPhone向けにiOS 17.3を公式にリリースしました。 iOS史上最大規模というわけではありませんが、誰もがすぐさまiOS 17.3をダウンロードしてインストールしたくなるアップデートです。その理由をご紹介していきましょう。
1. 盗難デバイスの保護
結局のところ、優れたパスコードだけではiPhoneの安全性を維持できないことがわかっています。 iPhoneにパスコードを入力しているところを背後から見られてしまえば、悪党は、Apple IDパスワードをリセットすることが可能です。 そうなったら最後、持ち主であるあなたは、Appleのエコシステムから締め出されてしまいます。盗まれたiPhoneだけでなく、連係しているApple製デバイスすべてにアクセスできなくなり、一大事です。 そうしたセキュリティ上の欠陥を修正するのが、iOS 17.3で登場した「盗難デバイスの保護」です。この機能をオンにすると、iOSはそれ以降、これまでパスコードの入力を必要としていたさまざまなセキュリティチェックポイントで、Face IDかTouchIDのスキャンを求めるようになります。 つまり、パスワードのリセットはもちろんのこと、キーチェーンに保存されているパスワードやパスキーの使用、Safariに保存されている支払方法を使った買い物、デジタルApple Cardの表示、機密情報や設定へのアクセス時には、Face IDかTouchIDのスキャンが必要になるということです。
2. 友だちとの共同プレイリスト作成が可能に
AppleがiOS 17.2リリースに関して、Apple Musicで共同プレイリストを作成できるようにすると知ったとき、私はとてもワクワクしました。 けれども残念なことに、リリース直前になって取り下げられ、iOS 17.3まで延期されることが決定しました(残念!)。そしてついに、iOS 17.3のRC版(リリース候補版)がリリースされたとき、共同プレイリストが作成できるようになるとわかったのです。 共同でプレイリストを作成するときは、友だちを招待して、プレイリストに曲を追加できるようにします。そうしておけば、招待された全員が、曲を追加・削除したり、順序を変更したりすることができます。 私が気に入っているのは、さまざまな曲へのリアクションに絵文字を使えるところです。ほかの人がプレイリストに追加した曲について、自分の意見や思いを知らせることができるわけです。