中3選抜野球チーム「久慈ドリームス」、全国大会へ闘志
第22回全国中学生都道府県対抗野球大会in伊豆(11月2~4日・静岡県)に、久慈地域の中学3年生選抜チーム「久慈DREAMS(ドリームス)」が東北ブロック代表として出場する。選手たちは準優勝だった20回大会を上回る成績へ、闘志を燃やしている。 チームは長内、久慈、侍浜、山形(以上久慈市)、種市、大野(以上洋野町)、野田(野田村)の7校から選抜された20人で編成。7、8月の岩手県大会で優勝すると、10月の東北大会も出場22チームの頂点に立ち、2年ぶり全国大会出場を決めた。東北大会は決勝までの4試合で失点1と堅守が光った。 23日は中屋敷俊介主将、簗田皐汰(こうた)選手、髙橋龍平監督(以上長内)が久慈市役所に遠藤譲一市長らを訪ね、県大会、東北大会の成績と、大舞台への出場を報告。遠藤市長は「東北代表として楽しんでプレーしてほしい」とエールを送った。 全国大会には16チームが出場し、久慈ドリームスは初戦で和歌山クラブ(近畿ブロック2位)に挑む。捕手でもある中屋敷主将は「中学最後の大会なので、まずは1勝したい。しっかり投手陣の持ち味を引き出せれば」、打線で3番を務める簗田選手は「小技も使ってチームに貢献したい。一丸で泥くさく戦い、勝利を目指す」と意気込んでいた。