「契約期間は…」交渉は大詰めか? アントニオ・コンテが母国クラブとの契約合意に迫る!
アントニオ・コンテが、セリエAのSSCナポリの監督就任に近づいていることがわかった。イタリアメディア『SKY』が、現地時間26日に報じた。コンテは、2023年3月末にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーの指揮官を退任したあと、フリーの状態となっている。 ナポリは昨季、33年ぶり3度目のセリエA制覇を達成したものの、ルチアーノ・スパレッティ監督がシーズン後に退任。リュディ・ガルシア監督が後任に任命されたが、成績不振により、16試合の指揮で昨年11月に解任された。そして、ナポリを13/14シーズンまで4年間率いたワルテル・マッツァーリ監督に白羽の矢が立ったが、チームは一向に上向かず、今年2月にはフランチェスコ・カルツォーナ監督が代わって就任。だが、最後まで昨季の王者であることを感じさせる強さを見せることができず、不本意な10位に終わった。 カルツォーナ監督の今季限りでの退任が濃厚なナポリは、ユベントスやインテル、イタリア代表監督を歴任したコンテをリストアップ。「48時間以内に、コンテとナポリのジョバンニ・マンナSD(スポーツディレクター)の間で最終合意を行うため、最終的な会議が予定されている」と報じられており、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長も契約合意に向けて、ゴーサインを出したという。 さらに契約内容にも触れ、「契約期間は2027年6月30日までの3年間。1シーズンあたり最大800万ユーロ(約13億円)が支払われる契約が締結されるという。600万ユーロ(約10億円)が基本給で、200万ユーロ(3億円)がボーナスとなる」と伝えられている。また、どのような役割になるかは未定だが、インテルのレジェンドでイタリア代表のテクニカルマネージャーなどを務めたガブリエーレ・オリアーリもナポリに加入すると見られている。
フットボールチャンネル編集部