プジョーの3列シートSUV、新型E-5008が欧州で発表。EVだけでなくPHEVやMHEVもラインナップ
日本への導入については未発表だが期待は高まる
従来の5008とその兄弟モデルにあたる3008は、ボディサイズこそ違えどデザインはよく似ていた。しかし今回の新型では、スペース効率を高められた箱型デザインの5008と、スポーティさを押し出したクーペルックの3008という、大きな差別化が図られている。そのため5008のテールゲートからリアガラスまでは立てられているし、ルーフラインの長さを強調するアクセントパーツがAピラーからDピラーにかけてあしらわれて伸びやかなフォルムを演出している。 また従来からフロントマスクやリアエンドに採用されている、ライオンをイメージしたデザインは新型でさらに洗練されたものに進化し、ヘッドライトユニットやデイタイムランニングライト、テールランプなどに見られる。 先進運転支援システムはドライブアシストプラス2.0に進化し、カーナビゲーションからの情報やカメラ、レーダーと接続することで、アダプティブクルーズコントロール(ACC)や車両周囲を映し出す「VisioPark 360°」など、40を超える機能を実現。高速道路を走行中にウインカー操作をすることで車線変更を支援する「セミオート レーンチェンジ」も新たに採用している。 前述のとおり今回のあくまで海外での発表で、2024年秋の発売を予定されている。日本への導入時期についてはアナウンスされていないが、近年注目度を高めつつある3列シートSUVだけに、期待値は高いはずだ。