スヌープ・ドッグ、ブルワーズ対レッズ戦を爆笑実況で盛り上げる
スヌープ・ドッグが、現地時間2024年6月15日に開催されたミルウォーキー・ブルワーズ対シンシナティ・レッズの試合の始球式に登場した後、数イニング分の実況に参加するためにアナウンサー室に立ち寄った。 スヌープは米ウィスコンシン州ミルウォーキーのアメリカン・ファミリー・フィールドでイベント盛りだくさんの午後を過ごした。まず始球式でボールを投げた彼は、チームのメンバーと会った後にサインをしてまわり、数イニングの間野球中継に加わった。 スヌープは、その抜け目のない言葉遊びとカリスマ性を野球のダイヤモンドに持ち込み、爆笑発言の数々で放送の主役となった。スヌープが主役となった試合中の判定には、盗塁も含まれていた。ブレイク・パーキンス選手が1塁から走り出すと、「あ、あいつ発進した!行ったな!行かせてやれ!行かせてやれ!よくやった、パーク。自分のものにした。自分のものにしなきゃな」などと間髪入れずに叫んでいた。 また、スヌープがレッズのショート、エリー・デラクルーズ選手の肩の力に圧倒された瞬間もあった。デラクルーズ選手が1塁にボールを投げ、ブルワーズの打者、ブライス・トゥラング選手を刺した際に、彼は“ポケットにロケットがある”と例えた。最初は、「あ、(トゥラングは)セーフだ、あんなの投げられない。そんな腕はないだろう」と叫んだが、アウトになってしまい、「あのロケットを持っているのは誰だ?すごいな、ロケットをポケットに入れてるな!」と感心していた。 スヌープは3回終了後にアナウンサー室を去った。ミルウォーキー・ブルワーズは最終的に3対1でレッズに勝利し、ナショナルリーグ中地区でのリードを広げた。 スポーツ愛好家として知られるスヌープ・ドッグがスポーツ中継に参加するのは初めてではない。彼は2020年にマイク・タイソンとロイ・ジョーンズ・ジュニアのエキシビション・マッチを実況席から盛り上げたり、2021年12月にはNHLのホッケーの試合でロサンゼルス・キングスのブースに入り、そこでも輝きを放った。この象徴的なラッパーは、米NBCで夏季オリンピックのリポートをすることも決まっている。