プレシーズンの“エル・クラシコ”はバルサに軍配! パウ・ビクトルの2発でレアル撃破
『Soccer Champions Tour 2024』が現地時間3日に行われ、レアル・マドリードとバルセロナが対戦した。 【試合ハイライト動画】レアル・マドリード 1-2 バルセロナ アメリカ・ニュージャージー州で行われているプレシーズントーナメントで“エル・クラシコ”が実現。欧州王者レアル・マドリードはルカ・モドリッチやエンドリッキらが先発出場。一方、バルセロナはウナイ・エルナンデス、パウ・ビクトル、マルク・カサド、マルク・ベルナルら“ラ・マシア”で活躍する若手が多数スタメン出場した。 一進一退の攻防が続くなか、前半途中に雷雨の影響で試合が一時中断。再開後の42分にバルセロナが先制する。右サイドバック起用となった左利きのアレックス・バジェが、ゴールへ向かうクロスを供給。反応したロベルト・レヴァンドフスキが落とし、ゴール前に詰めていたP・ビクトルが押し込んだ。 バルセロナは54分にリードを広げる。右サイドの深い位置からA・バジェが左足アウトサイドで低く速いクロスを供給。ゴール前のP・ビクトルが合わせて“ドブレーテ”(1試合2得点)を達成した。 2点を追いかける展開となったレアル・マドリードは、“セルヒオ・ラモスの後継者”として話題を集める16歳のジョアン・マルティネスや合流直後のヴィニシウス・ジュニオールらを投入。ヴィニシウスが自慢の快速で左サイドを切り裂きチャンスを作っていくが、なかなかゴールには結び付かない。 82分、レアル・マドリードが1点を返す。右コーナーキックからアルダ・ギュレルがストレート性のボールをファーに供給すると、ボックスの外から飛び込み完全にフリーとなったニコ・パスがヘディングシュートを叩き込んだ。 試合はこのまま終了し、バルセロナが宿敵を2-1で下した。大会の次戦は現地時間6日に行われ、レアル・マドリードはチェルシーと、バルセロナはミランと対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 1-2 バルセロナ 【得点者】 0-1 42分 パウ・ビクトル(バルセロナ) 0-2 54分 パウ・ビクトル(バルセロナ) 1-2 82分 ニコ・パス(レアル・マドリード) 【スターティングメンバー】 レアル・マドリード(4-3-3) GK:クルトワ DF:ルーカス・バスケス、ミリトン(57分 ジョアン・マルティネス)、リュディガー(68分 ハコボ・ラモン)、フラン・ガルシア(68分 ラファ・オブラドール) MF:モドリッチ、マリオ・マルティン、セバージョス(77分 ロレンソ・アグアード) FW:ギュレル、エンドリッキ(68分 ニコ・パス)、ブライム・ディアス(57分 ヴィニシウス) バルセロナ(4-2-3-1) GK:テア・シュテーゲン(イニャキ・ペーニャ) DF:アレックス・バジェ(65分 エクトル・フォルト)、クリステンセン、イニゴ・マルティネス(65分 ミカイル・フェイ)、バルデ MF:カサド(77分 ダルヴィッチ);、ベルナル(77分 ギュンドアン)、パウ・ビクトル(65分 ハフィーニャ)、パブロ・トーレ(65分 ギジェ・フェルナンデス)、ウナイ・エルナンデス FW:レヴァンドフスキ(77分 ヴィトール・ロッキ)
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