余韻が凄すぎるマカロン!実店舗を持たないマカロン専門店『マカロワ』に注目
SNSの普及と共に増えてきたオンラインのみでのお菓子販売。美味しそうな写真を見ていると無性に食べたくなります。 そんな中で今回は、実店舗を持たないお菓子屋『Macaroi(マカロワ)』の極上マカロンと、月に1度開催されるデセール会を紹介。なんと2年の歳月を経て完成したというマカロンは甘さ控えめで、素材の味を活かした逸品です。
中のクリームたっぷり。甘さ控えめのしっとりマカロン
『マカロワ』のスペシャリテは、ブランド名からも連想されるようにフランスの伝統菓子マカロン。 マカロンコック(※マカロン用に作られたメレンゲベースのお菓子)に、チョコレートガナッシュやコンフィチュール、クリームなどを挟んだ甘いお菓子マカロン。日本ではこの甘さが苦手と言う人も多い中、『マカロワ』のものは誰もが美味しく食べたられるようにと甘さ控えめです。 料がシンプルな分、作り手の裁量が試される奥深いお菓子で、『マカロワ』のシェフ小野寺さんも、自分の納得するレシピが完成するまでに2年以上の歳月を費やしたそう。 食べると外側はパリッと、内側はしっとりしていて中のクリームの優しい甘さが後を引きます。この食感と香ばしさを引き出すため、マカロンコックは通常よりも高温で焼いているそう。たっぷりと入れたクリームにも理由があり、食べた時にパサパサとした印象で終わらないよう、ガナッシュで水分量を調節しているというこだわりようです。 季節ごとにピッタリの素材でマカロンを作る『マカロワ』。取材した初秋は栗のマカロンで、食べ終えた後も口の中にふんわりと残る栗の風味が。思わず次の1個に手が伸びる美味しさです。
名店での経験を活かして。季節の素材を味わう月に1度のデセール会
『マカロワ』はSNSやオンラインを中心に販売しているブランドでは珍しく、オフラインのイベントも臨時開催しています。 SNSで呼びかけ月に1度行われるデセール会では、小野寺シェフのこれまでの経験を活かしたコースデザートを提供。 元々、六本木の東京ミッドタウン内にある名店『Toshi Yoroizuka』の『ライブデザート』にて、鎧塚シェフのアシスタントをしていた小野寺シェフ。当時から、お客さんの前で作り上げるカウンターデザートに強い憧れを抱いていたそうで、月に1度のデセール会は、小野寺シェフの夢を叶える場であり、お客さんと直接触れ合える機会として大切にしているんだとか。 取材時は秋の味覚“りんご”を使ったタルトタタンで、ペアリングドリンクはデカフェのアッサムと紅玉のオリジナルティー。提供時には、仕上げにタルトタタンの表面をお客さんの目の前でキャアラメリゼ。その迫力はデセール会ならでは。 食べるとパリッとしたパイ生地の食感と、ふんわりラム酒の香りが広がります。コンポートしたリンゴは優しい甘みでサクっと歯ごたえが良く、キャラメルソースのほろ苦い味わいと相性抜群。一緒に添えたバニラアイスと食べれば、温かいタルトタタンとの温度差でじんわり溶けてえもいわれない美味しさです。
『マカロワ』のお菓子はどこで食べられるのか
最後に『マカロワ』のお菓子はどこで食べられるのでしょうか。 現在マカロンを含め、焼き菓子はオンラインを中心に販売。季節のマカロンが定期的にお家に届くサブスクリプションが人気です。 デセール会は、月に1度を目安に不定期開催され、コースやパフェなどが楽しめます。 最近では、百貨店の催事やカフェの一角でイベントを行うなど、オフラインでの活躍も目覚ましい『マカロワ』。最新情報は公式インスタグラムで日々更新中です。 About Shop Macaroi(マカロワ) 公式Instagram:@macaroi_
ウフ。編集部 上野園果