「敵」に塩?派閥裏金事件巡り…自民の斎藤洋明氏(比例北陸信越)が立憲民主の米山隆一氏(新潟4区)を”アシスト”
自民党の派閥裏金事件を巡り、衆議院予算委員会では12月10日、質問に立った立憲民主党の米山隆一衆院議員(新潟4区)を、自民党の斎藤洋明財務副大臣(衆院比例北陸信越)が期せずして“アシスト”する場面があった。 この記事の画像を見る 米山氏は斎藤氏ら麻生派に関係する政務三役6人に対し、2017年に派閥から環流金を受けたか、政治資金収支報告書へ記載したかを質問。鈴木馨祐法相らが「適正に処理している」などと明確な答弁を避ける中、斎藤氏だけは「(派閥からの)キックバックはない」と明言した。 鈴木氏らを「『答えられない』という回答だ」と切り捨てた米山氏だったが、斎藤氏の答弁を聞くと、 「ほら、ない人は『ない』と言える」と勢いづき、石破茂首相に明確な説明をさせるよう求めた。