安達祐実が遊女を演じる『花宵道中』
2006年(第5回)『女による女のためのR-18文学賞』で大賞・読者賞をW受賞した、宮木あや子氏による小説『花宵道中』が、安達祐実がヒロインを演じ劇場公開する。『花宵道中』は、遊女たちの甘美で美しくも、哀しく切ない生き様を、赤裸々かつ繊細な筆致で描いた作品。女性層を中心に共感を呼び、約12万部のベストセラーとなっている。また、小学館にて漫画化、女性セブンでも連載されるなど、大きな話題を呼んでいる。 遊女の悲しい運命を背負った主人公・朝霧を演じるのは、芸歴30年の女優・安達祐実。艶やかな着物をはだけ、肌を露わにするなど、体当たりで遊女を演じ、新境地を切り開いている。安達祐実は「今回の映画では、いつか演じてみたいと思っていた花魁に挑戦しました。朝霧という女性を通じて、恋をすることの素晴らしさや遣る瀬無さ、運命の力強さや無情さを感じていただけると嬉しいです。監 督と話し合いながら共演者の方々とリハーサルを重ねて作った作品です。見たことの無い安達祐実をご 覧いただけると思います」とコメントを寄せている。
■公開情報 『花宵道中』 原作:宮木あや子「花宵道中」(新潮文庫刊) 監督:豊島圭介 脚本:鴨 義信 製作:東映ビデオ 配給・宣伝:東京テアトル (C)2014 東映ビデオ