意外と知らない「故障したスマホ」は不燃ごみとして捨ててよいのか?
「アフターメダルプロジェクト」では、自治体や小型家電リサイクル認定事業者や企業が連携して使用済みの小型家電を回収するためのボックスを設置。ボックスに入れられたスマホは新たな電化製品や金属製品として生まれ変わるという仕組みになっています。 なおこうしたプロジェクトは、たとえば知的障がい者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス」への寄付にも繋がっています。 ■キャリアの携帯ショップで回収してもらう:一般的にメーカーやブランドは不問 近隣の市役所に回収ボックスが設置されていなかったり、そもそも「市役所が遠い」場合はキャリアの携帯ショップで故障したスマホを回収してもらうのがお手軽です。 全国の携帯ショップの総数は、2024年2月時点で7,339店舗。市役所に行くよりも、たとえば「ドコモショップやauショップの方が近い」という方も多いのではないでしょうか。
ドコモショップ、ソフトバンクショップ、auショップなど大手キャリアのショップでは不要になったスマホの回収をし、製品リサイクルを行っています。基本的に回収する機種のブランドやメーカーを問わず、広く回収対象を募っています。 ■家電量販店の小型家電回収サービスを利用する 携帯ショップも近くにないという場合は、家電量販店の小型家電回収サービスを利用するのもよいでしょう。
たとえばヤマダ電機では不要な小型家電の回収をしており、スマホは0円で回収可能。店舗に持っていけば回収してもらえます。 総じて故障したスマホは、リチウムイオン電池の危険性や個人情報保護の観点から不燃ごみとして捨てるべきではありません。加えてスマートフォンにはレアメタルも使用されており、資源の有効活用という観点からも「捨てる」のではなく「回収する」方が望ましいです。 自治体の回収ボックス、携帯電話会社の販売店、家電量販店、認定事業者による宅配回収など、様々な回収方法が用意されています。自宅に「画面がバキバキになってもう使わないスマホ」などが眠っている方は、ぜひ市役所や携帯ショップの回収窓口にスマホを持ち込んでみてください。
オトナライフ