45周年を迎える学生プロレス団体が所属1人に!?現状を打破すべく記念興行を開催し棚橋弘至やSTARDOM社長も巻いたベルトに挑む!
――そもそも一般的な学生の方々はプロレス見るんですか? 「大半が見ないですよね。うちのサークル員の1人が『私の統計だと学生の100人に1人がプロレス好き』とよく言っていますが、実際それくらいの割合だと思います。何千人単位で人が行き交う同志社の新歓ですが、そんな中プロレスが好きだと僕らのサークルに興味を持ってくれる人はごくわずかでした。そしてそんな少ない人の中からプロレスをしたい人材を探すわけですから、厳しい話ですよ。中にはプロレスを知らないのにうちに入ってくる変わり者もいますが(笑)。ありがたい話です」 ――文化祭でプロレスを行うと、初めてプロレスを見る方々の反応はいかがでしょうか? 「大学によって結構違いはありますが、やっぱりウけますね。初めて見る人たちがほとんどですからもの珍しさに観客も結構集まります。技を決めた時にもらえる拍手や、お客さんの表情を見ながら手拍子やコールを煽るのが僕は好きですね。『痛そう...』みたいな表情してる人を見つけると僕も嬉しいです」 ――関西では1月27日にDWAが、関東では2月17日に学プロALL STARSが開催されます。関東と関西の学プロの違いはどのように感じていますか? 「1番の違いは...試合スタイルではないでしょうか。関東は結構硬派で『ザ・プロレス』のような試合をしてるイメージがありますが、関西は試合中に観客を笑わせるムーブを入れた『お笑い×プロレス』といった具合の試合をする選手が多いですね。やはり関西人魂とでもいうべきでしょうか。僕はてんでお笑いムーブがうけないので関西人失格です...」 ――学生プロレスサミットが2018年に中止となり、学プロALL STARSのような大会が行われる事はなかった状況です。今復活した理由というのはどう思われますか? 「やはり2023年2月の愛プロ興行や、去年の夏休みにあったKWF主催の学プロ合宿など、去年から他団体間交流が増えたからではないでしょうか。逆になぜ中止になったのか知りませんが...。どこの団体も部員不足問題などありますからね。学生プロレス界全体として活動を盛り上げて、多くの人に知ってもらうという試みはどの団体も考えていると思います」 ――今回のDWA興行でおすすめの選手はどなたでしょうか? 「もちろん、『フェリス・ジェリコ女学院』選手ですね。僕ですが(笑)。もちろん全カード全選手見逃せませんよ。一つ一つ僕が頭を悩ませながら決めた対戦カードです。フェリス選手はDWAに京都統一ヘビー級王座を取り戻す、団体の命運をかけた戦いですから、かなり緊張していることでしょう...!応援してください!」 ――イチオシの対戦カードはどのカードになりますか? 「イチオシはセミとメインですね。セミが今年入ったばかりの一年生たちの対決です。彼らがこの一年でどこまで成長したかを観客に見せつけてやって欲しいですね。メインは松本人でな志とフェリス・ジェリコ女学院の京都統一ヘビー級王座をかけたベルト戦になります。関西学プロの主力対決、これは世紀の一戦になることが予想されますよ。見逃せません」 ――改めて本大会にかける意気込みをお願い致します 「DWAの45年の歴史が詰まった、これが集大成とも言える興行になると思います。僕たちの生き様を見に来てください。至高のエンターテイメント、学生プロレスに大学生活を捧げた学生の、儚い4年間が最大の輝きを放つ瞬間が2024年1月27日(土)に訪れます。DWA45周年興行、僕たちの全力をここに解き放ちます。皆様のご来場心より、、心より!お待ちしております」
『DWA創立45周年記念興行~京都の学生よ、集え~』 日程:1月27日(土) 会場:京都・KBSホール 開始:12:00 ※入場無料 ▼京都統一ヘビー級選手権試合 時間無制限1本勝負 【王者】松本人でな志(RWF3) vs 【挑戦者】フェリス・ジェリコ女学院(DWA3) ※第49代王者の初防衛戦 他全8試合を予定 <問い合わせは公式Xまで> @DWAprowrestling