こたつを「7時間」つけっぱなしにして寝てしまった...!一体いくらの電気代を損した?
寒い時期になると活躍するのが「こたつ」です。しかし「夜、つけっぱなしのまま寝てしまった! 」という経験がある方もいらっしゃるでしょう。その際、電源はオンになっているため、電気代が気になります。 そこで今回は、こたつにかかる電気代を解説します。一晩、つけっぱなしにしてしまった場合、むだな電気代はどれくらいかかってしまうのか、みてみましょう。
こたつにかかる電気代
こたつには、石英管ヒーターやハロゲンヒーター、フラットカーボンヒーターなど、いくつかの種類があり、それぞれ特徴や消費電力が異なります。 こたつの消費電力は、一般的におよそ300~600ワットです。消費電力は、フラットカーボンヒーターが比較的、少ないとされ、反対にハロゲンヒーターが高い傾向にあります。今回は、消費電力が最大500ワットのこたつを想定して電気代を計算してみましょう。 7時間以上、つけっぱなしにした場合、1日あたりの電気代は約105円です(電気代単価30円/キロワットアワーとして計算)。1ヶ月、毎日7時間つけっぱなしだったと仮定すると、約3150円もの電気代がかかることになります。 なお、上記の電気代は最大消費電力で計算したものです。実際は温度調節機能によって消費電力が抑えられるため、実際の電気代は、多少、安くすむ場合がほとんどです。
こたつを長時間使用する方には温度の自動調節機能がおすすめ
さまざまな暖房機器があるなか、こたつをメインで使用している方もいらっしゃるでしょう。こたつを長時間使用すると、その分、電気代がかかりますが、消費電力が低くなれば安く抑えられます。 こたつには「弱」や「強」などの温度調節できる製品が多くあり、「強」で長時間の使用をすると、電気代は高くなります。 一般的なこたつで算出すると、「強」が140ワット、「弱」が45ワットのこたつの場合、1時間の使用で、電気代にどれほどの違いが見られるのかを確認してみましょう。 ●「強」の場合:約4.2円 ●「弱」の場合:約1.35円 7時間使用した場合、1日の電気代の差は約20円になります。 自動で温度調節ができる機能が搭載されたこたつの場合、あたたまったら消費電力を少なくしてくれるため電気代が節約できます。さらに「人感センサー」付きのこたつなら、消し忘れを防げるため、むだな電気代がかからずにすむでしょう。