昨年９月２６日に開催された「国軍の日」記念式　中央フォト

１０月１日の「国軍の日」行事を準備しながら将兵２人が骨折など負傷したことが把握された。チョン・ハラム改革新党議員が「尹錫悦（ユン・ソクヨル）政府に入ってから国軍の日行事の費用が急増している」として公開した内容だ。 チョン議員は２９日、「市街パレードのための集団降下など予行演習中に将兵２人が足首およびあごを骨折する重傷を負った」とし「政府はなぜ兵士を負傷させながらも軍事政権時代を連想させる市街パレードを推進するのか分からない」と主張した。 チョン議員によると、国防部の「国軍の日」行事費用は２０２０年には１２億１０００万ウォン、２１年には１３億５０００万ウォンだった。しかし尹錫悦政権に入ると２０２２年は３７億６０００万ウォン、昨年は９９億４０００万ウォン、今年は７９億９０００万ウォンと増えた。 チョン議員は生活館改善予算執行率が２０２１年の７４．４％から２３年には６５．３％に下がったことについて「将兵の福祉は後まわしにして大統領の軍隊遊びに心酔した」とし「国軍の日行事を縮小し、将兵の福祉を改善してほしい」と要求した。 光化門（クァンファムン）一帯で開催される国軍の日市街パレードには「玄武（ヒョンム）５地対地ミサイル」が初めて公開される。北朝鮮の核の脅威に対応する韓国型３軸体系で、弾頭の重量だけで８トンを超え「怪物ミサイル」と呼ばれる。