【日本ハム】新庄剛志監督の発案で「感謝の黙とう」大社義規初代球団オーナー命日に
◆パ・リーグ 日本ハム―オリックス(27日・エスコンフィールド) 日本ハムは大社義規初代球団オーナーの命日である27日、練習開始前に本拠地のエスコンフィールド北海道で「感謝の黙とう」を行った。 球団創設50周年の今季。新庄剛志監督の発案で行われ「大社さんがファイターズをつくってくれていなかったら、大好きな野球で仕事をできないし、この野球で飯を食えないということで、感謝の気持ちを込めて黙とうを。僕がファイターズに来た時は大社さんの息子さんにものすごくかわいがってもらって、今でも試合後にアドバイスをもらったり、そういう関係はずっと続けさせてもらって。その原点は初代オーナーなので。僕が優勝した時も、オーナーの写真をぜひ是非胴上げさせてくださいってお願いして、夢かなって日本一になった時に、息子さんがお父さんの写真を持って胴上げしたのはすごく記憶に新しいですね。一代で築き上げて、野球がめちゃくちゃ大好きで。僕が会った時は車いすに乗られていて、野球少年のような目でいろいろアドバイスをしてもらって。『日本一、取れよ。日本一の姿を見せてくれ』と言われて『必ず約束は果たします』って会話をしたあとに亡くなりましたね」と思いを込めた。 初代オーナーは05年4月27日に90歳で亡くなり、新庄監督は現役時代に翌06年の日本一に貢献。同年限りで引退した。
報知新聞社