豊田健士郎が3節連続V「こけなくて良かった。ほんと同期なんですかね」沢田尚也の“あおり運転”に苦笑【びわこボートG3・イースタンヤング】
◇21日 ボートレース GⅢ「第11回イースタンヤング」は最終日(大津市・びわこボート) 12Rで優勝戦があり、1号艇の豊田健士郎(28)=三重=が道中追い上げを図る関浩哉、沢田尚也を振り切り、3節連続で今年6回目、通算21回目の優勝を飾った。また、群馬県・桐生ボートで9月18日に開幕するプレミアムGⅠ「ヤングダービー」の優先出場権を獲得した。 ひやひやものの優勝だった。何とか豊田が逃げ切った。周回を重ねても後ろにいる関、沢田が全く離れない。優勝のゴールを決めた時も2着の関との差は0秒1とわずかだった。 コンマ11のトップSを決めたものの、2マークでターンミスし、2人との接戦が始まった。「沢田選手に迫られ、その後は同期の関にあおり運転をされました。道中2度ぶつかったが、こけなくて良かった。ほんと同期なんですかね」とぼやいた。ただ、仕上がりについては「今節一番いい状態で行けた」と胸を張った。 これで3節連続優勝、そして今年6回目の優勝と波に乗っている。次節の戸田の次は地元津でGⅡ「ボートレース甲子園」(7月10~15日)に出場予定で、より気合も入る。「その前に戸田もあるし、そこで結果を残していいリズムで臨みたい」と活躍を誓った。
中日スポーツ