「ミュージックバンク(字幕付き) ＃1187」(KBS World)

12月7日(木)にデビュー1周年を迎える日本発の9人組グループ、&TEAM(エンティーム)。今年6月にリリースした2nd EP「First Howling：WE」から韓国活動を本格化させた彼らは、11月15日にリリースした1stアルバム「First Howling：NOW」を引っ提げ、再び韓国でのカムバック活動をスタート。11月24日には"ミューバン"の愛称で知られる韓国・KBSの音楽番組「ミュージックバンク #1187」にも出演し、前作からの5ヶ月の間で大きく飛躍したグループの成長ぶりを印象付けた。 【写真を見る】&TEAMが新曲のWolf Packダンスを披露(「ミュージックバンク ＃1187」より) ■"Wolf Packダンス"も話題に！&TEAMが「War Cry」「Dropkick」のKorean ver.を披露 12月9日(土)に開催される同番組の年末スペシャルイベント「2023 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL」(埼玉・ベルーナドーム)にも出演を予定している&TEAM。2度目となる"ミューバン"の舞台では、First Howlingシリーズの集大成となる「First Howling：NOW」からタイトル曲「War Cry」とカップリング曲「Dropkick」をKorean ver.で披露した。 9人のメンバーがまるで狼の群れのように見える"Wolf Packダンス"が早くも話題を呼んでいる「War Cry」は、HYBEのDNAを感じさせるパフォーマンスが魅力の激しいダンス曲。歌い出しのNICHOLAS(ニコラス)をはじめとするスキルフルなラップも中毒性たっぷりで、世界へと打って出た&TEAMの気迫溢れるパフォーマンスが目を引く。 目まぐるしく変わるフォーメーションダンスも圧巻の出来栄えで、"エンディング妖精"としてカメラに抜かれたTAKI(タキ)やHARUA(ハルア)が肩を揺らすほど息をきらした全力のパフォーマンスが印象的だった。 また、オレンジのラガーシャツ姿で登場した「Dropkick」は、マンネ(末っ子)ながら抜群の歌唱力を誇るMAKI(マキ)の歌声から始まる。長身のK(ケイ)がセンターで繰り出すキレのあるダンスに目が奪われる一方で、少年性を打ち出した爽やかな世界観にも魅了されること必至。"エンディング妖精"では、EJ(ウィジュ)とKが愛嬌たっぷりの笑顔とポーズで魅力をアピールしていた。 ■&TEAMが出演した「#1187」には、HYBEファミリーのENHYPENやLE SSERAFIMのウンチェも登場 HYBEの先輩であるLE SSERAFIM(ルセラフィム)のEUNCHAE(ウンチェ)と俳優イ・チェミンがMCを務めるインタビューでは、韓国語で新曲をアピールしたHARUAとTAKIが「War Cry」の振り付けを披露。「狼のような魅力を持つメンバーは？」というEUNCHAEの質問には、全員一致でNICHOLASを指す場面も。「普段は子犬みたいに可愛いんだけどステージでは狼みたいになる」とリーダーのEJが説明し、NICHOLASもそれに応えて力強くメッセージを発信していた。 この日の出演回には、5thミニアルバム「ORANGE BLOOD」でカムバックしたENHYPENが先週に引き続き出演し、今週の首位を獲得した話題のタイトル曲「Sweet Venom」を披露。 (ENHYPENが誕生したオーディション番組「I-LAND」で共に競った)KやTAKI、NICHOLAS、EJとエンディングで顔を合わせるかと思いきや、ENHYPENは別日の収録だったようで実現ならず。それでも＆TEAMのメンバーは、数多くのK-POPグループが立ち並ぶ"ミューバン"の舞台で確かな存在感を放っていた。 ■"バッドボーイズ"に変貌したTHE BOYZの他、J.Y. Park、リョウク(SUPER JUNIOR)、ROCKY(ラキ)、バン・イェダムら多彩な顔触れ 12月6日にデビュー6周年を迎えた"ドボイズ"こと11人組ボーイズグループのTHE BOYZは、トリロジーからなる韓国2ndフルアルバム「PHANTASY」のパート2「Sixth Sense」でカムバック。全編に渡って鳴り響くベース・サウンドが特徴的なタイトル曲「WATCH IT」で魅惑的なパフォーマンスを展開した。 前作のパート1「Christmas In August」からは一転、"バッドボーイズ"に変身を遂げた今作はダークな魅力に満ち溢れていて、インタビューでもMCのイ・チェミンに魅惑的な不良になるためのヒントを伝授。JUYEON(ジュヨン)が一緒に「WATCH IT」のダンスチャレンジを仕掛けると、カメラに向かって不敵な笑みを浮かべるシーンもあり、スタジオからは悲鳴のような歓声があがっていた。 他にも、TWICEやStray Kids、NiziUといった人気グループを生み出す名プロデューサーとしても知られるJ.Y. Parkが、デジタルシングル「Changed Man」でカムバック。80年代のシンセ・ポップが色濃い同曲のパフォーマンスでは、キム・ワンソンとのコラボステージを繰り広げ、インタビューでは2006年生まれのEUNCHAEとのダンスコラボを披露した。 J.Y. Park以外にも実力派のソロアーティストが異彩を放っていたのが「#1187」の特徴。特に、SUPER JUNIORのボーカリストとして知られるRYEOWOOK(リョウク)がバラード曲「It's okay」で披露した美しい歌声は圧巻。叙情的なクラリネットとピアノの旋律が奏でる世界観とも相まって、幻想的なステージを見事に作り上げていた。 他にも、ASTROの元メンバーとして知られるROCKY(ラキ)が「LUCKY ROCKY」、TREASUREを脱退したBANG YEDAM(バン・イェダム)が「ONLY ONE」を披露。それぞれソロとして再出発した2人の存在感も光った。 文＝HOMINIS編集部