不気味なテディベアがベッドの下に!? 映画『イマジナリー』かくれんぼ本編映像公開
11月8日(金) より公開される映画『イマジナリー』の本編映像が公開された。 本作は、『M3GAN/ミーガン』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』で知られるプロデューサーのジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズと、『ソウ』シリーズなどを手掛けるライオンズゲートがタッグを組んだホラー映画。可愛らしいテディベアと友情をはぐくむ少女と家族の周囲で巻き起こる、不可解な現象と想像を絶する恐怖を描き全米を震撼させた話題作だ。 【動画】『イマジナリー』本編映像(チョンシーとかくれんぼ) 引っ越し先の地下室で少女・アリスが偶然出会ったのは、古びたテディベアの“チョンシー”。公開されたのは、そのチョンシーとのかくれんぼを楽しむ家族と、彼らに忍び寄る怪しげな“何か”を捉えた本編映像。 チョンシーと空想上の友達となり、仲良く遊んでいる様子を見せる娘のアリス(パイパー・ブラウン)。そんな彼女が、眠れなかったのか深夜にジェシカ(ディワンダ・ワイズ)とマックス(トム・ペイン)夫婦の寝室を訪れ、「隠れんぼなの、チョンシーが鬼よ」と無邪気に誘う。おなかをすかせたチョンシーに見つからないようにと3人で布団の中に身を隠し、楽しそうにはしゃぐアリスを優しく見守るジェシカとマックス。 そんな中、何かの物音に気付いたジェシカがそっと身体を起こして、慎重に部屋の中を見回し、恐る恐るベッドの下を覗き込むと現れたのはアリスだった。アリスの可愛いいたずらに笑い合うジェシカたちの和気あいあいとした様子が映し出されるが、映像の最後にはベッドの下に身を潜める不気味なチョンシーの姿があった……。 笑顔が愛らしいアリスを演じるのは、本作でホラー初挑戦となる子役のパイパー・ブラウン。南カリフォルニア出身のブラウンはダンスでキャリアをスタートさせ、2019年には全米ダンス・ソリストに選出された。4歳で演技を始め、わずか2年後にネットフリックスのコメディーシリーズ『カントリー・コンフォート ~家族の歌~』でレギュラー出演の座を勝ち取った。その他、TV、映画に加え、ディズニージュニア、ニック・ジュニア、クエーカーオーツ、ビッグロッツなどのコマーシャルや広告にも出演するなど、若干11歳でありながら着実にキャリアを積んでいる。 ブラウンは自身の演じたアリスというキャラクターについて「アリスはここ数年、家族のことでつらい経験をしたの。そして少し孤独。そんな時に家の地下室でチョンシーに出会って、友情を築いていったの」と説明するように、アリスは子供らしい一面だけでなく、つらい過去を持つ複雑な役どころ。さらに、空想の友達であるテディベアの“チョンシー”と一緒のシーンが大半であるため、アリス役はどの年代の役者にとっても難しいが、ブラウンはアリスの無邪気さと好奇心を見事に体現。監督のジェフ・ワドロウは本作で心に残った場面について、アリスが医師と面会するシーンを挙げ、「パイパーの演技は圧巻だったよ。本当に衝撃的な演技だった」と絶賛している。 <作品情報> 『イマジナリー』 2024年11月8日(金) 公開