【インド】コルカタメトロ、河川下通過区間が開業式
インド東部コルカタで6日、コルカタ東西地下鉄(コルカタメトロ)のハウラーマイダン―エスプラネード駅間の開業式があった。この区間はフーグリー川の川底より約13メートル下にトンネルを造り、河川下を通るのが特徴だ。一般市民を乗せた商業運行は数日内に始まる予定。 コルカタメトロは1984年10月、インド初のメトロとして一部区間が開業。国際協力機構(JICA)によると、今回は4.8キロメートルが新たに開業した。 開業済み9.3キロを合わせると、コルカタメトロ全体の運行区間は計14.1キロに達した。さらに残り2.45キロを建設中で、2024/25年度(24年4月~25年3月)に全線16.55キロが開業する見通しだ。 JICAは2008年3月の契約を皮切りに、コルカタメトロ全体に計約648億3,300万円の円借款を供与している。6日の開業式には、モディ首相やJICAインド事務所の斎藤光範所長が参加した。